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            ブログアーカイブ:2008.Oct.〜2015.May           

ビクトリア時代の銀職人 George Uniteについて

ビクトリア時代を代表する職人の一人であるGeorge Uniteについて、
お問い合わせをいただいたので,少し記しておきます。
(この記事のお品はすべて,ご売約済みです)
最初にGeorge Unite,という名前を知ったのは,白蝶貝のジャムスプーンでした。
作りがしっかりしていて、とても優れたお品であることは一目瞭然なのですが、
その当時のわたしにはデザインがどこか野暮ったく思えました。
実はこれが英国的ともいえる部分で、洗練されすぎずどこか素朴さを残しているのが特徴です。
またそれが,英国シルバーの魅力ともなっています。

George Uniteは,1798年英国バーミンガム生まれ。12歳で、Joseph Willmoreに弟子入りしました。
(ジョセフ.ウィルモアも優れた銀職人で、バーミンガム製スコップ型キャディスプーンなど、美しいお品を残しています。)

George Uniteは、1825年にJames Hilliardと工房を設立し、1845年に独立。65年頃まで活動を続けますが,その後は3人の息子たちがあとを継いで、1890年まで続きました。
大型の銀器はなく、ほとんどがキャディスプーンや,カトラリー、カードケースなど小物が中心です。
しかし、デザイン的に、これぞビクトリアン、ともいうべき、
豊かでしっかりした作り、華やかな装飾は、当時を代表する職人工房のひとつと言ってよいと思います。

これまでに扱ったお品の画像を載せておきます。
ただいまGUのお品は在庫なしですが、また必ず仕入れますので,お待ちください。

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こうしてまとめて見ると、やはり見事ですね。

ジョージユナイトが活躍したのは、大英帝国がもっとも勢いのあった時期です。
豊かな国力と、財力や見る目のある注文主、すばらしい腕をもった職人との
幸福な出会いがここにはあります。

 ♣シルバー

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